いやいや、疲れている場合ではないのだが、何となくである。
以前、どっかで聞いたことがある。疲れたって言っちゃダメだって。疲れるほど頑張ってもいないのに疲れた疲れたって言うくらいなら、“死ね”っ、てなことを。最後の一言は、少々過激だが、「そうだよな。」と、その言葉に共感もしたので、余程の状態でなければ、そんなことを口にするのは避けている。勿論、身体的疲労ってのは、どんなに頑張ってもあり得るから、それはそれである。しかし、そんな時も、出来得る限り、気をつけられるのであれば、口にはしない。ほら、言葉(文字)ってのには、“力”があるから。例えば、そうでなくても、そう言って(書いて)しまった時点で、そうなってしまう・・・かも知れないし。
だから、本日の、この一言も、別に「疲れた。」って言っているんじゃない。ただ、何となく、集中力が途切れてきた・・・ってことだ。・・・何となくへ理屈か。
本日、午前中に、チョッとした探し物をすべく、家を出た。で、その探し物、なかなか見つからない。数件の店を探しまわる。かなりの時間。夕方には、チョッとしたライブに顔を出すことになっていたので、タイムリミットが迫っていた。「もう、明日にしちゃおうか。」とも思ってしまったが、明日は明日で、かなり時間と身体と心に余裕なんかありはしないので、今日中に何とかしたかった。
探し回ること、4〜5時間ってところか。まあ、何となくだが、そういったモノを見つける。「これでいいか。」
と、その後、更に本屋さんなんかにも行く。ついでと言っちゃなんだが、資料になるモノはないか・・・なんて思って。・・・ないなあ。いい感じのモノが。と、この頃から、意識の力が減少しているのに、気づく。・・・何となくイラついている自分がいる。多分、すれ違うヒトは、「!?」と思い、俺を避け少々道を開けていた(?)に違いない。そんな雰囲気を醸し出していた気がする。ついでに言うと、なんか眠くもなって来た。何なんだこりゃ?よくわからない状態。
※以下、本日、草臥れた(かも知れない、)一番大きい理由かも。
劇団の稽古場に行く。卓袱台を確認に。この、卓袱台、先日他団体に貸し出したところ、傷だらけになって返却されたとか。しかも、「数か所傷を付けたが、ニスを塗って処置しておきました。気になるようでしたら連絡ください。」とかいった内容を言い残し、去って行ったとか。で、まあ、俺自身が確認できていなかったので、その確認に。
と、少々ショック。こりゃ酷いな。使えない訳ではないが、少々(いや、かなり)悲しい感じ。ニス塗って済むもんじゃないな。
が、しかし、芝居の本番に使用することをわかって貸したので、本番中は何があるかわからない・・・ってなことで、仕方ないかとも思ったが、それが何と、本番とは関係ないところでの傷だとか。はて、どうしたものか。
・・・その返却時に俺が立ち会えなかったのを、少々後悔。だって、何て言うか、傷を付けてから、時間にして“2週間以上”あったのに、その間一言も、例えメールであったとしても、(借りたモノに傷をつけたにも関わらず、)全く連絡なく、しかも、返却時に俺がいない(かも知れない)ことを先方は知っていて、そこで、そんな一言で、済ませようとしていたかと思うと・・・かなり悲しく、正直ガッカリした。うん。ガッカリしたなあ。
この卓袱台、手作りで、20年くらい(道具として、稽古場のそれとして、)使い続けている、かなり大事なモノだから、作り直して貰う訳にもいかないだろうし、はて、どうすべきか。泣き寝入りか。それもイヤだなあ。
以前にも、他の卓袱台を某団体に貸し出したら、水色に塗られて返って来たことがあった。それからは、信用できない(と思われる)トコロには貸さないようにしていたのだけど。ウッカリしてた。シッカリしてると思ったんだけど。見る目がなかったか。反省だ。ここの対応は考えるとして、多分、二度と、(ホントに信用できる相手以外には、)卓袱台を貸すことはあり得ないか。と、こんなことを書いていたら、益々悲しくなってきた。イラついてきた。これも文字(言葉)の力だな。
それにしても、ガッカリだなあ。一言で済ませようとしたんだものなあ。
傷は仕方ない。もし、壊れてしまっていたとしても、それは仕方がない。態とじゃないのだろうし。それは、大した問題ではない。大したことだけど、そうじゃない。何が悲しいって、その考え方だ。その行動だ。信用を裏切ったってことだから。俺の気持ちを踏みにじったのだから。うん。そうだな。裏切られた感覚、そのものだな。
もし、ホントに、ここに書いた通りのつもりでいたとしたなら、これが、まさに真実であるとしたなら、もう、今となっては、どれだけ確認しても、言い訳は出来てしまうので真実を見極めるのは難しいのだけど、(今後の相手の対応は別として、)そこまで深く考えていなかったとしても、してもだ、もし、もしも、ホントにそのつもりであったったのなら、・・・・・・・・・最低だな。
※以上、本日の悲しい報告でした。・・・どこの、誰とは、まだ言うのはやめておく。だって、何かの手違い、勘違いだったりするかも知れないし・・・と、そうであることを願うばかり。
と、気づくと時間が迫る。もう、あっと言う間だ。その足で、ライブに。そして帰宅。
てなことで、ふと思った。・・・何となく草臥れた、と。