まあ、どうでもいいコトだが、何となくそんなコトを考えてみる。
ずっと昔、って言っても子供の頃ではなく、芝居に携わって間もない頃。
当時、呼ばれてもいないのにどさくさに紛れて出入りし、チャッカリ出演者として稽古に参加しちゃってた。(※結局、この舞台は、諸々の事情で出演できなかったのだけど。この件に関しては、既にどっかで書いた気が。まあ、また書くかも知れない。)
その芝居の台詞に「徒労」ってのがあった。無駄な骨折りとか無益な苦労とかいう意味。恥ずかしながら、その台詞で、徒労って言葉を知った。もしかしたら知っていたのかも知れないが、その時初めて認識したのを覚えている。
で、後から思った(考えた)。“徒労”って“言葉”は確かに存在するが、実際のトコロ、徒労なんて“コト自体”は存在しない。無駄な行動なんてない。結局は考え方次第、気持ちの持ちようだって。
信用とか信頼って言葉。これについても以前、ここで書いた気がする。信頼はするが信用はしない(出来ない)って話。(※この話に関しても、気になるヒトは遡ってどこかで読んでみてくださいませ。どこに書いたか覚えていないのですが。まあ、いずれ、また書いちゃうかも、です。)
この信用と信頼。俺自身のことではなく、そんなことを話していたヒトの話。でも、まあ、そのヒトの話を聞くと、確かにその通りだと思えた。そう思ってしまうと、俺自身は、一体どれだけのヒトを信用しているのであろうか?なんて思い、少々落ち込んだのを覚えている。しかしながら、信頼しているヒトは、かなりいる。まあ、要するに頼ってしまっているヒトだ。
なんで信用しているヒトが少ないのか?まあ、多分だけど、(色んな意味で、)裏切られるのがイヤなんだろうな、なんてことも思う。これは、多くの理由の中の一つなんだろうけど。
幻滅。これまた、滅多に現れない感覚。何かしらに対し、勝手に大きな期待を抱いてしまい、それが間違い(勘違い)だと知ってガッカリしてしまうコト。
何で、滅多に抱かない感覚なのか?幻滅してしまう前に、自身の中で、これまた勝手に大きな期待を抱くことをやめてしまうか、或いは、そこまで期待感を追求しないか、はたまた・・・よくわからない。しかし、“幻滅”って感覚を抱くことは、ホント滅多にない。多分、大きなそれは記憶にない。多分、幻滅してしまうと、俺の中ではスッゴイ大きな痛手になるだろうと予測される。
だからこそか。幻滅してしまうトコロまで行きつかないのは。きっと、そうなる前に、俺の中で予防線を引いてしまっているのであろう。
何となく、こんな(これらの)ことをふと考え、思い浮かべてしまった。何がどうしてそんなことを考えたかは、まあ、いいやってな理由だが、ただ何となくそんなコトを考えた瞬間があった。
で、まあ、あらためて思う。徒労とか幻滅とか、そんな感覚に陥るコトのない状況、状態を築き継続させていこう。信頼は勿論、信用ってのをもっと身近に置けるようになろう。そんな自身を目指そう。その為には、色んなコトを踏ん張らねばならない。何より、逆の立場でそうしていこう。徒労と思わせず、信頼と信用を得、幻滅させない。期待に応えられるように。・・・そんなヒトに私はなりたい。なんて思う。
さて、そんなこんなで、今日も今日とてガンバロウ。「もっと、もうチョッと、もうチョッとだけでも、頑張ってみろよ、俺。」と自身を鼓舞する。